先日チョッと溶接して欲しいパーツがあり東大阪の友人の工場に出向きました。
友人Kさんは２０年前にスイミングスクールで知り合った方で、年に１～２回位だが
溶接を頼みに伺います。
歳は僕より２歳上ですが、行くとニコニコ愛想良く応対してくれ、あれこれ子供にお土産を
頂き、溶接も気持ちよく引き受けて綺麗にやってくださり助かっています。
そのKさんですが、５年前に発病しました。
聞く所によると腸全体に潰瘍が出来る病気らしく未だ原因が分からないらしい、
発病した時には、食事の制限もあり日に何回もトイレに行くので外出も規制され
何処にも出かけられないし食べたい物も食べれないと聞いてました。
この何年かは良くも無く悪くも無く病状は安定していたらしいですがここ最近は
非常に体調が悪いらしい
話をしている間いつも椅子に腰掛けていた親父さんが居ないのに気付いた、
尋ねると先月亡くなったとの事、全然知らなかったので誤った。
Kさんが「親父の葬儀の際に受付してもらった同じ病気の友人が、その２週間後に亡くなってなぁ
俺より病状が軽かったのに、それが凄くショックでなぁ～それからは俺も毎日病院に通院するように
してんねん」と聞かされた。
もう２ヶ月食べ物を食べていないと言う、どうやら話をしている間に少しずつ飲んでいた
５００ｍｌの栄養剤と薬の混ざっているドリンクを一日８本飲むのと病院の点滴を４時間
毎日受けに行っているらしい。
本当に辛いと言っていたが母親・奥さん・女の子３人食べさせあかんし、まだまだ頑張らんとあかんねん、まだ死なれへんねん・・・とポツリ
目を見て話が出来ない状態でした
まだまだやりたい事は沢山有るだろうに仕事と病院で一日が終ってしまう、家族団欒の
楽しい食事も出来ないし、スポーツや旅行にも出かけられない。
でもこうやって頑張っている彼は家族の為に病と闘っていると思う。
それを考えると自分は本当に幸せだと思う
こうやって元気で毎日過ごせることに感謝します。
Kさんには頑張れとは言いません、十分頑張っているからです
早く良い薬が開発され、昔のようにまた飲みに行きたいですね(^_-)-☆
